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 運転免許証の書き換えのための高齢者講習という制度ができました。すでにたくさんの方が受けておられるでしょうが、この講習を受けないと運転免許証の更新はできません。

 

 実際に受けてきましたので報告します。

 
 

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高齢者講習はいつから受けるの?

 

 高齢者講習には、2段階の講習があります。

 

 第1段階は、運転免許の更新日で70歳から74歳までの方。第2段階は、運転免許の更新日で75歳以上の方となっています。

 

 この記事の中では、第1段階を「前期高齢者」、第2段階を「後期高齢者」と呼ぶことにします。

 

 私は前期高齢者なので、後期高齢者の方が受ける内容とか費用については調べていませんがひとつだけ、後期高齢者の方は「認知症」検査のようなものがあるそうです。

 

 ところで、前期高齢者の高齢者講習の案内は、運転免許証書き換え誕生日の半年くらい前に葉書が来ます。

 

 その葉書にも講習を受けなくてはならない旨のことが書かれてありますが、私が言いたいのは、葉書が来たらすぐに講習を受ける予約を取った方がいいということです。

 

 高齢者講習を受けるのは、自動車教習所で受けます。おそらく自分が住んでいる都道府県内のどこの教習所でも受け付けてくれるとは思いますが、かなり予約が一杯で、私の場合は3ヶ月も待たされました。これでも早いほうでした。

 

 もっとすいているところもあったかも知れませんが、多分自分のうちから近いところを選ぶとなると、このくらいは待たされると思います。

 
 


 
 

高齢者講習には運転適性検査があります

 

 “運転適性検査? もし、検査に合格しなかったら免許証もらえなくなるの?”と思われたあなた。

 

 「そうですもらえなくなるのです。」というのは真っ赤なウソ。

 

 最初に言われます。「この講習で実車の適性検査もありますが、なにがあっても
運転免許証をもらえなくなることはありません。」
と。

 

 ですから安心して講習会を受けて下さい。

 

 で、講習の内容ですが、最初に高齢者講習とはどんなことなのか、というようなビデオを20ほどだったと思いますが、見せられます。

 

 その後、実車の適性検査の他に模擬車での適性検査もあります。

 

 実車を運転するのは、コーンとコーンの間をジグザグにすり抜ける、クランクを通る、車庫入れ、方向指示器の出し方などを検査されます。

 

 ですが、間違ったからと言って、テストではありませんから何も言われることもありませんでした。

 

 模擬車での検査は、これはゲーム感覚でやって下さいとのことでしたが、ハンドル操作とブレーキ・アクセル操作の正確さと速さの検査です。

 

 また、普通の視力検査と動体視力の検査、夜間視力の検査、視野検査などがあります。

 

 視野検査・動体視力検査や夜間視力検査は、普通はできないと思いますのでいい経験になりますし、自分がどんな状態か自覚もできるのでいいのではないかと思いました。

 
 

高齢者講習の費用

 

 前期高齢者は、これらの検査を3時間くらいかけて行うわけですが、その費用として5,600円必要です。この費用は全国同じようですが間違っているかも知れません。

 

 この費用が高いとみるか安いとみるかは人それぞれでしょうけど、私はもう少し安くてもいいのではないかと思いましたが、この講習に関わる教官の人数や機器の設置費用などを考えると、どこからも補助がなければやむを得ないのかなとも思いました。

 
 

まとめ

 

 いずれにしても、車を運転するための現状を把握できたことは、いいことでした。

 

 最初は食わず嫌いで、“面倒くさいなあ”と思っていたのですが・・・。

 

 最後に、70歳を超えて免許を更新するのですが、次の免許の更新は必ず75歳
です。
75歳前には、後期高齢者講習会が待っています。

 
 
 

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