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 富山県と言えば砺波市のとなみチューリップフェアが有名ですが、そのすぐ隣町砺市福野地域で全国でも希な喧嘩祭りが行われています。

 

 福野夜高祭は350年以上の伝統を誇る富山県でも歴史ある祭りのひとつです。

 
 

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福野夜高祭りの日程

 

 福野夜高祭(ふくのよたかまつり)は、富山県南砺市福野地域の市街地で毎年5月1日と2日に行われる江戸時代中期より続く福野神明社の春季祭礼(神事)です。

 

 福野夜高祭は神事として行われるので、雨が降ろうが槍が降ろうが雨天決行です。

延期や順延になることは絶対にありません。

 

 宵祭りでは、夜高行燈の練り回しが行われ、夜高太鼓と若衆の勇ましい掛け声が響き渡ります。

 

 最大の見どころは、2日の23時頃から始まる呼び物の引合い(ケンカ)です。

威勢のいい拍子木とともに、若衆が相手方の行燈を壊し合います。

 

引き合い-1

 

 その激しい引合いは、見る者を釘付けにする迫力があります。

 
 

メインの見ものは引き合い

 

 日が暮れてくるころ、やっと行燈山車があちこちから集まってきて盛り上がりを見せるようになります。

 

行燈-1

 

行燈-2

 

 赤々と灯る夜高あんどんの灯とともに、夜高太鼓と拍子木で夜高節を唄いながら町中を練りまわります。

 

 2日の23時頃からは呼び物の引合い(ケンカ)が行われ、大勢の見物客が見守るなか、威勢のいい拍子木とともに行燈が動き、法被姿の若衆が赤々と燃える行燈の上で影絵のように踊り、すれ違う際に壊し合う、それはそれは迫力ある引き合いなのです。

 

引き合い-2

 

引き合い-3

 
 


 
 

宿泊の準備はお早めに

 

 福野の町はとても小さな町ですが、この時ばかりは人でごった返します。

 

 引き合いをベストポジションで見物するならば21時頃、遅くても22時くらいには場所取りすることをおすすめします。

 

 ところで、福野夜高祭の引き合いを見終わったころには深夜0時頃になっていることでしょうから、JRはすでに終わっていますので、マイカーかタクシーでホテルに戻ることになります。

 

 夜中ですからあまり遠くよりも、南砺市か砺波市内のホテルを取ることをおススメします。

 

 ただ、南砺市や砺波市にはあまりホテルの数が多くありませんし、となみチューリップフェアの真っ只中ですから、ホテルの予約は出来るだけ早めにした方がいいと思います。

 
 

交通アクセス

 

 ★東京方面から(約2時間10分くらい)

  北陸新幹線⇒新高岡駅にて下車。

  新高岡駅⇒城端線~福野駅へ

 

 ★大阪方面から(約3時間20分くらい)

  北陸本線⇒金沢駅~高岡駅

 

 ★名古屋方面から(約3時間20分くらい)

  東海北陸本線・北陸本線⇒金沢~高岡駅

 

 ★車の場合

  高速道路利用は北陸自動車道・砺波I.Cで降りてください。

  砺波I.Cからは県道20号線で南砺市福野方面へ向かってください。

 

  ※チューリップフェアの期間中でもありますので混雑が予想されます。

 
 
 

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