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 「朝の梅はその日の難のがれ」

 

 梅干はアルカリ性の陽性の食品で、食中毒予防・血液をサラサラにする働きなど、昔から日本人には欠かせない食品です。

 
 

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梅干しの効能のもとクエン酸

 

 「梅はその日の難逃れ」といわれているように梅干には様々な効用がたくさんあります。

 

 梅干はアルカリ性の陽性の食品で、血液をサラサラにする働きなどがあり、昔から日本人に欠かせない食品です。

 
梅干し-1

 

 梅干しのすっぱさのもとになっているクエン酸の効果はたいへん大きなものがあり、体の中で糖質や脂質を燃やして、エネルギーに変えてくれます。

 

 クエン酸には疲労回復、便秘解消、乗り物酔いや二日酔いにも効果があります。

 

 クエン酸は新陳代謝を活発にし、身体の中の余分な老廃物を外に出してくれたり、血管を収縮させるホルモンの活性を抑え、動脈硬化などを予防する効果もあります。

 

梅干し-2

 

 クエン酸によるむくみの解消、美肌やアンチエイジング効果も期待できると言われています。また、整腸作用もあるのでダイエットにも効果がありそうです。

 

 梅干しにはクエン酸のほかにも、カルシウムやリン、鉄分などのミネラルや、ビタミンA・B1・B2・Cなどが豊富に含まれていて、栄養価にも大変すぐれています。

 

 梅は人間の体の中で直接、血や肉となるものではありませんが、体の基幹部分すべてにエネルギーを与え健康にしてくれるものです。

 
 

焼き梅干しの効能

 

 梅干しを焼くとさらにパワーアップします。焼くと言ってもコゲるほど焼かなくてもいいのですが、梅干しを加熱することで、クエン酸と糖に化学反応が起きて、ムメフラールという成分に変化します。

 

焼き梅

 

 この成分は、生梅や梅干しにはない成分なのですが、このムメフラールにも血液をサラサラにする効果があるので、血行をスムーズにして身体を温める効果があります。

 

 これが風邪予防やダイエットに大きな効果を発揮すると言われるゆえんなのです。

 

 さらに、このムメフラールには新陳代謝を高めてくれる効果もあるので、お肌にはもちろんいいのですが、冷え性の人にも効果的です。

 
 


 
 

焼き梅干しの作り方

 

 トースターやフライパン、グリルなどお好みの方法で焼いて下さい。中までしっかり熱を通すことが重要です。

 

 トースターやグリルなどですと、アルミホイールに包んで焼いて下さい。フライパンや焼網の上でこげないように転がしながら焼いてもいいですよ。

 

焼き梅-2

 

 梅干しを焼くというので、焦げ目がつくまで焼くというふうに思いがちですが、焦げ目がつかなくても、蒸し焼きにするという表現がいいのかもしれません。

 

 最初にいいましたように、中まで熱が通るといい訳なので、少しの焦げ目が付くくらいで、決して黒焦げなどにはしないで下さい。

 

 このムメフラールは、焼いたあともなくなることはないので、保存することができますから、一度にたくさん作ってもいいですね。

 
 
 

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