卒業式・入学式などで撮った写真を映し出すのも、デジタルカメラで撮った写真を印刷することなく映し出すことも「デジタルフォトフレーム」で簡単にできます。
その、「デジタルフォトフレーム」ご存じでしょうか。
デジタルフォトフレームとは
デジタルフォトフレームは、デジタルカメラや携帯電話などで撮影した画像データ(デジタル写真)を表示する専用の液晶ディスプレイといってもいいと思います。
内蔵されたメモリか外部のメモリカードなどに画像データを記録したものを映し出します。
パソコンで扱える画像データ形式にも対応していることから、カメラ(スマホなども含む)からだけではなく、インターネット経由などでパソコンに取り込んだ画像データも扱うことができます。
複数の画像データをスライドショー形式で切り替えることもできるため、従来のフォトフレーム(写真立て)とは違った利便性があります。
デジタルフォトフレームの機能
デジタルフォトフレームは、選ぶ種類によって、その機能も性能も大きく異なります。
★本体に保存できる枚数もそれぞれ違いますが、200枚以上保存できるものがいいです。
★使えるメモリーカードの種類には注意しましょう。
SD・MS・MMC・コンパクトフラッシュ・ミニSDカードなどいろいろなメモリーカードがあります。
★スライドショーの性能の違いにも差があります。
デジタルフォトフレームは写真立てと違ってスライドショーができますから、スライドショーの再生機能にどれだけの性能が欲しいのかも選ぶ時のポイントになります。
★スライドショーといえば、途中からの再生が出来るかどうかも、選ぶ時のポイントにして下さい。毎回最初から同じ写真を見るのは時間の無駄です。
★自動電源でスイッチのオン・オフが出来ますか。
★時計・カレンダー機能はついていますか。
★リモコンで操作は可能ですか。
★音楽再生MP3などが再生できますか。
★動画再生機能(MPEG1、MPEG3)がありますか。
★タッチ画面で操作が出来るものもあります。
★写真の明るさなど自動修整機能付のものがあります。
これらの多くの機能のどれを選ぶかはあなた次第ですが、デジタルフォトフレームの選び方には他にも画素数や画像サイズ、デザイン、消費電力などもあります。
デジタルフォトフレームの選び方
値段の高いものほど性能も良くなるのは当然ですが、価格と機能をどのあたりで妥協するか考えなければなりません。
性能のところでもメモリについては注意するようにといいましたが、デジタルフォトフレームの記録メディアを確認しましょう。
自分が使っているデジタルカメラの記録メディアを確認し、それにフォトフレームが対応しているかどうかをチェックした方がいいと思います。
最近はSDメモリーカードが主流ですので、ほとんどの機種がSDメモリーカードやSHDCメモリーカードに対応しています。中には、USBメモリーを差し込んで、画像を再生できるモデルもあります。
画面サイズはどれくらいのを選ぶのか。離れてみるならば大きめのもの(7インチ)以上を、卓上など手前で見るのならば(7インチ)以下の小さいものでいいでしょう。
写真と比較してみると「7インチ=L判」、「8インチ=ハガキ」、「10インチ=2L判」となります。
解像度はできるだけ解像度の高いものを選ぶほうがいいでしょう。800×480ピクセル以上のものがオススメです。
特に、デジタル一眼レフで撮影した画像を見る方は、800×600ピクセル以上がいいと思います。
自動縦横判別機能があると便利でいいでしょうね。
音声再生・動画再生機能もある方がいいと思います。
まとめ
そのほかにも、選択肢はいくつもありますが、どれを選ぶかは予算との関係もありますから、どこかで妥協しなければなりません。
でも、写真をよく撮られる方には1台あってもいい商品かも知れませんね。