毎日シャンプーをしているのにもかかわらず、頭からイヤな臭いがするというあなた。その臭いのもとは、髪の毛からでしょうか?頭皮からでしょうか?これらの臭いは年齢や性別には関係ありません。
髪の毛からのイヤな臭いの原因
髪の毛のイヤな臭いの一番多いのが「タバコ」の臭いなんです。タバコを吸わない人にとってはあのタバコ臭さは、本当にイヤーな臭いですよね。
ところで髪の毛は、タバコの臭いだけでなくいろんな臭いを吸い取ってしまいます。
臭いを吸い取るその原因は、髪の毛の表面積にあるんです。ですから髪の毛の長い人ほどイヤな臭いをよく吸い取るといえます。つまり表面積が多いということになります。表面積が多いと、空気中の臭いを吸収しやすいといえます。
また髪の毛が傷んでいて、キューティクルがはがれていると、空気中の臭いを吸収しやすくなりますので、髪のケアも大切だといえます。
頭皮のイヤな臭いは「古くなった油」の臭い?
頭皮のイヤな臭いの原因は、皮脂過多による余分な皮脂の酸化によるものです。
頭皮の皮脂の分泌量は、生活習慣やシャンプーの仕方でも変わってきますが、頭皮から過剰な皮脂の分泌をなるべくしないようにしなければ、頭皮からのイヤな臭いはなくなりません。
頭皮のイヤな臭いは「古くなった油」のような感じです。もしそんな感じの臭いが頭からするのであれば、あなたの頭の臭いは頭皮から出ているということになります。
頭皮から過剰に分泌された皮脂は、外気に触れたり紫外線の影響で酸化し、この皮脂の酸化がもとでイヤな臭いを出しています。
また、フケや頭皮の炎症などもイヤな臭いの原因になりますので注意が必要です。
頭皮から出る臭いは頭皮のケアが必要
髪の毛の臭いは、タバコのイヤな臭いのように、生活環境の中で影響を受けるものなので、ある程度仕方のないことです。
しかし、頭皮から出るイヤな臭いは、頭皮のケアをすることにより防ぐことができるものですから、頭皮のケアをしましょう。
頭皮から出るイヤな臭いを防ぐには、頭皮の皮脂過多を作らない、つまり皮脂の異常分泌をさせなければいいわけです。
頭皮の皮脂の分泌は、食生活や生活環境の改善、シャンプーのしすぎによる皮脂の取りすぎ、シャンプー剤の選び方によっても皮脂の分泌量は変わってきます。
さらに、余分な皮脂は毛穴につまることで抜け毛やフケなどのトラブルにもつながることがあり、臭いだけでなく様々な症状の原因になる可能性があるので、注意が必要になります。
頭皮の皮脂過多は、抜け毛やフケの原因にもなります。早めのケアをしましょう。