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 東北三大祭りのひとつに数えられる仙台七夕まつりは、江戸時代初期、仙台藩祖の伊達政宗が婦女に対する文化向上の目的で七夕を奨励したため、仙台で盛んな年中行事のひとつになったともされています。

 
 

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仙台七夕祭り

 

 古代中国で始まった七夕は、牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)が年に一度天の川で出会う星祭り伝説と、はた織りや裁縫、習字などの上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という儀礼が一緒になった行事です。

 

 奈良時代の頃、この七夕は日本にも伝わり宮中の行事として行われるようになりました。

 

かざり-1

 

 その後、武家、民間に広がり、笹竹に短冊、色紙、吹き流しという七夕飾りの基本形として定着していきました。

 

 中国語「七夕」を「たなばた」と日本語読みしているのは、豊作を祈って神に捧げる神衣を織る棚機津女(たなばたつめ)に由来します。

 

 仙台七夕は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、今日では日本古来の星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして全国にその名を知られています。

 
 

仙台七夕祭りの日程

 

 仙台七夕まつりは本来、旧暦7月7日の行事としてとり行われ、なおかつ全国各地に広まっていました。

 

かざり-2

 

 しかし仙台七夕まつりでは、その季節感に合わせるため、新暦に1ヵ月を足した暦である中暦を用いて、現在の8月6日~8日(毎年同じ日)の3日間開催されています。

 

 大規模な飾り付けがされるのは一番町や中央通りなどのアーケード街、仙台駅周辺などです。

 

かざり-3

 

 それ以外でも各商店街組織ごとの飾り付けや店舗や家庭など個別の飾り付けなど市内各地の至るところに大から小まで合計3000本といわれる飾り付けがなされ街中が七夕一色になります。

 

 仙台七夕まつりは、東北三大祭りのひとつに数えられ、例年200万人以上の人が訪れる盛大な祭りとなっています。

 
 


 
 

仙台七夕花火祭

 

 夏の風物詩としてすっかり定着した、宮城県仙台市青葉区の仙台七夕花火祭は、仙台七夕まつりの前夜祭として開催されていると思われている方も多いようですが、主催者は、仙台七夕まつりの主催者とは別です。

 

花火-1

 

 花火祭りの花火は、東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)付近から、最大4号玉の打ち上げ花火やスターマインなどが披露されていますが、都市部で見られる花火としてはトップクラスの花火です。

 

花火-2

 

花火-4

 

 ★開催日時 8月5日 19時~20時30分の予定

  ※雨天の場合は延期になります。

 
 
 

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