水戸の春は梅の花から。
季節やわらぐ早春にちらほらと咲き出す花々が、水戸に少し早い春の訪れを告げてくれます。
早春の香りに誘われて花の旅に出かけませんか。
日本三名園偕楽園の梅
偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられています。
1842(天保13)年、水戸藩9代藩主徳川斉昭公により造園されました。
「偕楽園」の名は、「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という中国の古典『孟子』の一節から名づけられたと言われています。
造園に際して、斉昭公は自ら構想を練り、「日本最大級である藩校弘道館を勉学や修行の場とし、また、偕楽園を休息の場として両者を一体の施設として設計した」と言われています。
偕楽園には約100種3,000本の梅が植えられており、かぐわしい早春の訪れを告げてくれます。
偕楽園では、2月下旬から3月にかけての「水戸の梅まつり」を皮切りに、春の桜やつつじ、秋の萩、初冬の二季咲桜と、花々が季節を届けてくれます。
日本最大級の藩校 弘道館
弘道館は、1841(天保12)年に開設された水戸藩の藩校です。当時の藩校としては日本最大の規模で建築され、全国の藩校建築に大きな影響を与えました。
弘道館は藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学などの幅広い学問をとり入れた藩校でした。
弘道館は国の特別史跡に指定されており、幾たびかの戦火を免れた正庁・至善堂・正門の3か所は重要文化財に指定されています。
現在では偕楽園とともに梅の名所となっており、約60種800本の梅が美しく咲き誇ります。
偕楽園への交通アクセス
★電車バスの方
水戸駅北口バス乗り場から「偕楽園行き」に乗り、終点「偕楽園」で下車。
乗車時間はおよそ20分くらいです。
★車ご利用の方
常磐自動車道・水戸ICからおよそ20分。
北関東自動車道・茨城町東ICまたは水戸南ICからこちらもおよそ20分。
※偕楽園近くに駐車場があります。
水戸梅まつりでの宿泊
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