福岡県久留米市の川渡祭(かわたりさい・別名へこかきまつり)は、特に、男女児数え7歳、還暦や厄年の方が、厄除・長寿息災を願うお祭りです。
川渡祭は、高良大社(こうらたいしゃ)の厄払い・厄除けとして名高い祭りです。
高良大社川渡祭
還暦や厄年の人が、赤いものを身に付けて高良大社(こうらたいしゃ)社殿の前に設けられた大きな「茅の輪(ちのわ)」をくぐり、ご祈願(お祓い)を受けると、高良の神さまのお力によって災難をのがれ、大難を小難に、わざわいを福に転ずると昔から言い伝えられています。
還暦や厄年に拘わらず、どなたでも茅の輪くぐり、ご祈願をお受けになることはできます。毎年茅の輪くぐりをされる方もたくさんいます。
※茅の輪(ちのわ)は、茅萓(ちがや)を束ねて直系2メートルほどの輪を作ります。
川渡祭(かわたりさい)は、別名へこかきまつりといわれます。厄除けの赤い「へこ(褌)」を「かく(着ける)」ことから「へこかきまつり」といわれています。
古くは、男性は赤いへこ、女性は赤いゆもじをつけてお参りをしたことからその名がつきました。
川渡祭(かわたりさい)は、毎年6月1日と2日に開催されます。
へこかき裸参りに参加したい人
6月1日のへこかき裸参りに参加したい人
へこかき裸参りに参加したい人は、心身を清める禊神事を行い、高良大社まで威勢良くかけ登ります。
◆午前5時 味水御井神社(JR久留米大学前駅北側)集合
◆午前5時半 味水御井神社にて禊(みそぎ)の後、高良大社へ。
◆午前7時 高良大社社殿前茅の輪くぐり神事
※へこかき裸参りに参加をご希望の方は、事前申込が必要です。
詳細は下記へお問い合わせください。
高良大社奉賛青壮年会事務局 0942-43-4893
交通アクセス
【アクセス】
★九州自動車道久留米ICから車でおよそ15分
★JR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線久留米駅下車
★西鉄バス(1・8)番利用「御井町」下車徒歩30分
6月1日と2日は、西鉄久留米駅から高良大社まで臨時バスがでます。
御井町バス停下車