「豊橋祇園祭」は、手筒花火発祥の地豊橋市の吉田神社で行われる、約450年以上続く由緒あるお祭りです。
3日間に渡り行われ、初日の手筒花火、2日目の打ち上げ花火、そして最終日に本祭が行われる見どころたくさんのお祭りです。
豊橋祇園祭は花火の祭典
豊橋の夏の風物詩「豊橋祇園祭」は、梅雨が明けるころの毎年7月の第3週の金、土、日曜日に行われる吉田神社の祭礼です。
花火が盛大に行われるようになった江戸時代から広く親しまれている東三河最大の花火の祭典です。金曜日には、吉田神社が発祥の地とされ、発祥の地で披露される伝統の手筒花火は迫力満点で、音とともにオレンジ色の火の粉が10mもの高さまで噴き上がります。
450年余の歴史を誇る手筒花火のその雨のようにふりしきる火の粉の中を、仁王立ちの男たちが筒を抱える姿は勇壮かつ豪快で、8カ町の方々が約350本の手筒花火や大筒、乱玉を揚げる勇姿はこのお祭りでしか見ることのできないダイナミックな光景です。
土曜日には、打ち上げ花火やスターマイン、仕掛花火など約12,000発が豊川河畔の水面と豊橋の夜空を鮮やかに彩ります。
日曜日は本祭りで、源頼朝をしのぶ神輿渡御『頼朝行列』が古式ゆかしくとり行われ、伝統ある衣装に身を包んだ踊り手たちを見ることができます。また巫女さんたちによる美しい奉納舞もご覧になって下さい。
豊橋祇園祭開催期間
★開催期間 今年は、7月15日(金)~17日(日)
★開催場所 吉田神社(よしだじんじゃ)
★交通機関 名鉄名古屋本線・JR東海道本線豊橋駅下車
市内電車『市役所前』下車徒歩5分
★車 豊川ICからおよそ25分
★駐車場 会場周辺にはなし(近隣に市役所駐車場 有料・約300台)
豊橋祇園祭スケジュール
★7月15日(金)
神前花火奉納 18:30~ 手筒・大筒・乱玉
(吉田神社境内)
★7月16日(土)
打上げ花火大会 7:00~ 朝打ち 音だけの花火
17:00~ 昼の部開始(豊川河畔)音・薄暮用花火
19:00~ 夜の部開始 打ち上げ花火
★7月17日(日)
本祭り 13:30~ みこし渡御 (吉田神社出発)
頼朝行列・饅頭配り・笹尾踊り
花火を見る穴場
毎年有料の場所以外は場所取りが大変になってきています。
河川敷は、近くて音の迫力も違いますが、なかなかいい場所は取れません。
そこで、穴場をご紹介します。
花火の打ち上げ場所から、川を挟んで向かい側にある「豊橋公園」なんです。
公園内の吉田城付近や三の丸会館の芝生から花火が見物できます。
場所的には結構広いのですが、見やすい場所を確保しようと思えば早めに行ったほうがいいでしょう。
穴場、穴場と言われていたら、いつの間にか穴場でなくなっていることもありますからその節にはお許しを。