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 金津祭りとは、福井県あわら市(旧坂井郡金津町)で毎年7月に行われる金津神社の祭りです。旧金津町内の18の地区は「本陣飾り物」と呼ばれる作品をそれぞれの地区内に展示します。

 

 また、山車番に当たる地区の山車と太鼓屋台が旧町内を練り歩きます。金津神社前の通りと駅前通りには数多くの露店が並び、18時を過ぎたあたりからは人出は最高潮に達します。

 
 

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金津祭り

 

 毎年7月「海の日」を含む3連休に行われる伝統行事の金津祭りは、金津神社を中心としたお祭りです。

 

 6mを超す3基の武者人形山車と子供踊りが町内を練歩きます。

 

武者人形-1

 

武者人形-2

 

 金津祭りのもうひとつの見どころは380年の伝統を持つ「本陣飾り物」です。

 

 「本陣飾り物」は、江戸時代に参勤交代のお殿様を日用品で作った飾り物でもてなしたのが始まりといわれています。

 

飾り物-1

 

飾り物-2

 

飾り物-3

 

 家庭用品を用いて飾り物を作り各地区に展示されます。江戸時代、金津には奉行所が置かれ、毎年7月に市が並び、金津宿本陣に泊まる役人を飾り物でねぎらいました。

 

 飾り物をこわしても、持ち寄った材料が家庭で再度使えることが必要とされていて、全国的に珍しい風習です。

 

 18の地区が趣向を懲らして作る「本陣飾り物」を訪ね歩くのも、金津祭りのもう一つの楽しみかたです。

 
 

金津祭りと金龍太鼓

 

 金津町千束の山間、通称「榎ヶ谷」に広さ7~8アールもある大きな堤があります。三方が松と雑木に囲まれて堤の水は静まり返っています。

 

 この堤の主は金鱗の大蛇で雨上がりの日など、堤のほとりで長い艶やかな髪をくしけずっている美女が時折見られていました。

 

 村人らはこの美女を金龍の化身とあがめ、祠を建てて奉ってきました。これが今に残る金龍神社の前身です。

 

 金龍太鼓はこの金龍に祈る奉納太鼓を受け継いだもので、水神様金龍への畏敬と信仰の心が込められています。

 

太鼓-1

 

太鼓-2

 

 山車番に当たる地区の青壮年団は自地区の若者で太鼓を練習し、金津祭りで太鼓の演舞を披露します。

 
 


 
 

金津祭りの開催日と交通アクセス

 

 ★開催日

  毎年7月 海の日を含む3連休

 

 ★開催場所・会場

  金津神社、水口通り、旧金津地区(JR芦原温泉西口駅前)

 

 ★交通アクセス

  <車> 北陸自動車道金津ICよりおよそ10分

  <公共交通> JR芦原温泉駅より徒歩およそ10分

 

 ★駐車場 100台

  あわら市役所無料駐車場またはJR芦原温泉駅横の有料駐車場

 
 
 

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