日本三大花火大会のひとつといわれる長岡まつり大花火大会は、毎年8月2日と3日の二日間にわたって行われる花火大会です。
また、8月1日(午後10時30分から)は、慰霊の花火が打ち上げられます。
長岡まつり花火大会の由来
毎年華やかに繰り広げられる「長岡まつり」は、今から71年前の8月1日の大空襲に発しています。
旧市街地の8割が焼け野原とかし、1500名近い人達がなくなりました。
空襲から1年後の1946年8月1日に開催されたのが、「長岡まつり」の前身である「長岡復興祭」だったのです。
この祭によって長岡市民は慰められ、励まされ、みんなが不撓不屈の精神でまちの復興に臨みました。
今年も8月1日は、71年前の長岡空襲の始まった時刻(8月1日午後10時30分)にあわせて慰霊と恒久平和への願いを込めて、白一色の花火、尺玉3発が打ち上げられます。と同時に市内の寺院の慰霊の鐘が鳴り響きます。
長岡大花火大会は8月2日・3日と二日間にわたって繰り広げられられます。どちらか1日楽しんでも良し、2日間ともに楽しんでもいいでしょう。
2日間で20000発の花火はきっと堪能できることと思います。
ただし、宿泊場所は長岡市内はほとんど取れないと思って下さい。近隣の町の宿泊場所を探しましょう。そのほうが無駄なく探せると思います。
長岡花火大会へのアクセス方法
◆電車で行く場合
JR長岡駅から徒歩30分
◆車で行く場合
関越道長岡ICから車で20分(普通に走れれば)
※国営越後丘陵公園駐車場から有料シャトルバス運行予定
毎年、90万人を超す人出のある大きな花火大会だけあって、駐車場もかなりの数用意されているようです。
公式ページからの案内だけでも無料駐車場は5,000台超。有料駐車場は1,300台ほどが準備されています。
問題なのは、車で行った場合はものすごい混雑が予想されます。かなりの渋滞になりますのでその覚悟は必要なようです。特に花火が終わった後の渋滞はひどいようです。
また、会場近辺では車両通行止めなどの交通規制がかかりますので、ご注意を。
花火大会終了後に長岡ICへ向かうと大変な渋滞に巻き込まれるようです。ですから、富山方面は西山ICへ、東京方面は小千谷ICや長岡南越路SICを利用した方がストレスが少ないとのこと。
有料チケット販売情報と花火大会の穴場スポット
「長岡花火」公式ウェブサイトチケット情報をご覧下さい。
★花火の観覧場所
長岡駅側から見ると向かって左に架かる橋が長生橋、右が大手大橋。
このふたつの橋に挟まれた土手及び河川敷部分が観覧場所となり、花火は長岡側でこのふたつの橋の間なら何処にいてもよく見えます。
正三尺玉を間近で見るには長生橋上流、フェニックス花火は大手大橋下流、家族でゆっくり観覧するには左岸(長岡IC側)がおすすめ。
という情報もあります。
★信濃川河川敷の土手
長岡まつり大花火大会で公式に解放されている無料の観覧席です。
当日の午後2時から開場されるので、時間に余裕のある場合は場所取りにチャレンジしてください。
※混雑状況によっては開場時間が早まる場合もありますので、ご注意ください。
★イオン長岡店の屋上駐車場
有料観覧席となっている陸上競技場からも近いため、フェニックスをほぼ正面から観覧できます。今年も開放されれば、食料や飲み物もすぐに調達できて、トイレも完備された穴場スポットです。
ただし、花火大会が済んだ後の車の渋滞はかなりの覚悟がいるようです。
★アピタ長岡店の屋上
こちらは打ち上げ場所から少し離れていますが、正面から観覧できる花火も多く、イオン長岡店の屋上駐車場同様に今年も開放されれば食料や飲み物もすぐに調達できて、トイレも完備された穴場スポットです。
また、バリアフリーなので車椅子の方にもおすすめです。
イオン長岡店の屋上駐車場同様、車の渋滞には覚悟がいりそうです。
★古正寺公園
古正寺町にある公園で打ち上げ場所からは少し離れていますが、フェニックスをほぼ正面からワイドに観覧できる穴場スポットです。
ここは、閑静な住宅地にあるので、マナーを守り静かに花火を楽しみましょう。