松阪祇園まつりは、毎年7月中頃の土日に開催されます。この中でさまざまなイベントが行われますが、最大のイベントといえば土曜日(宵宮)に行われる「三社みこし」です。
日曜日(本日)は、松阪市無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭」や「松阪しょんがいソーラン」が見ものです。
松阪祇園まつり三社みこしの歴史
松阪祇園まつりは、松阪の三つの神社「 八雲(やぐも)神社 」・「 御廚(みくりや)神社 」・「松阪神社」からそれぞれ御輿(みこし)を出し、盛大に練り歩きます。
このお祭り、昔は喧嘩みこしでしたが、トラブルにより永く途絶えていました。これを1988(平成元)年、復活させたものが今の三社みこしです。
喧嘩みこしではなく、三社が一丸となりいきでいなせに、そして優美にみこしを担ぎ、練りあるくのが「松阪三社みこし」なのです。
そのためのひとつとして、神社は三つ別々なのですが、法被は統一されており、これこそ三社一体の証しとなっています。
全国に祭みこしはたくさんありますが、違う神社でありながら法被が統一されているというのは松阪祇園まつり三社みこししかありません。
また、みこしを担ぐかけ声も「ちょーさや」といいます。みこしのかけ声というと「わっしょい」となるものが多く、「ちょーさや」というかけ声は、「ちょうさじゃよーさ」「ちょうさじゃ~」など、ほかの地方にもあるのですが珍しいといえましょう。
「ちょーさや」の語源は、「千代に栄える(さかえる)」という意味だろうといわれています。
三社みこしはどこで観られるの?
松阪駅の駅前の町一帯が会場になります。三つのみこしはそれぞれの神社を出発して、それぞれの氏子を回るルートを経て中心街・日野町交差点を目指して練り歩きます。
昼渡御と夜渡御それぞれの最後には、日野町交差点でメインイベントの「練りこみ」が行われます。
特にクライマックスの夜渡御はたくさんの人出で動きもつかぬほどにぎわいます。
【昼渡御】 14:00~15:50
【夜渡御】 17:15~20:45
松阪祇園まつり開催日とみこし担ぎ手募集
松阪祇園まつりは、今年は7月16日(土)・17日(日)に開催されます。
今年も1000人の三社みこしの担ぎ手が募集されます。
詳しくは、こちらからご覧下さい。
※下記の募集要項は昨年のものですが、上記サイトからでは募集要項がよく分かりません。下記を参考にして下さい。
【松阪三社みこしについてのお問合せ】
【TEL】 0120-348-354
【FAX】 0598-20-8933
【Mail】 info@matsusaka-gionsan.jp
【開催場所】松阪駅の駅前の町一帯が会場となります
【公共交通】JR・近鉄松阪駅下車すぐ
【駐車場】 200台 松阪市駐車場(駐車無料)を利用