八代妙見祭は、長崎くんち・筥崎宮放生会と並び九州三大祭りのひとつと言われ、380年の歴史を誇ります。
神興、神馬に笠鉾・獅子・亀蛇・奴・飾馬など多彩な出し物つき従う神興行列が、塩谷八幡宮から八代神社へお上りし、八代駅前・砥崎河原等で演武を披露します。
八代妙見祭の人気者亀蛇(きだ)
「八代妙見祭」は、「八代神社妙見宮」の秋の大祭です。その由緒は天武天皇の治世である680(白鳳9)年、中国大陸から亀蛇の背に乗った妙見神が鎮座したことからと伝えられています。16世紀にはすでに祭礼が行われていた記録が残っています。
五穀豊穣と天下太平を願う、九州三大祭りのひとつ「八代妙見祭」は、2011(平成23)年には、国重要無形民俗文化財の指定を受け、全国でも有数の神幸行事として知られています。
祭りの見どころは、毎年11月23日に行われる「お上(のぼ)り行列」です。
チャルメラが鳴り、銅鑼(どら)が打ち鳴らされる中で舞い踊る獅子をはじめ、奴(やっこ)、木馬(きんま)、笠鉾(かさほこ)、亀蛇、飾り馬などの行列が約1kmも続きます。
祭の人気者は「ガメ」と呼ばれる亀蛇(きだ)で、首が2.5m、胴の大きさは畳4枚ほど、全体の重さは200kgあります。
身体は亀、首は蛇という想像上の動物ということですが、動きが面白いのです。横にグルグル回るんです。
亀蛇(キダ)には子供がいます。小亀だけあって、大きさも迫力も子供サイズです。こちらの小亀は子供が引き回します。
八代妙見祭のクライマックスは
フィナーレは、砥崎の河原で水しぶきを上げてユーモラスな妙技を披露しながら走り回る亀蛇は迫力満点です。
客席へ飛び込んでは、大きな歓声を巻き起こします。祭りの花形である亀蛇は、地元では「ガメ」の愛称で親しまれています。
そしてクライマックスは八代宮の側の砥崎(とさき)河原での演舞です。ここでは、わざわざ浅瀬を馬を走らせてバシャバシャとやります。観客は飛び散る水しぶきに逃げ惑います。
神馬(しんめ)、飾馬(花馬)が走るわけですが、パワーとスピードがある馬は本当に迫力満点といえます。この馬に大人4人ほどが縄にぶらさがって追いかけますが、水はかかるわ、ひっくりかえるはで大変な騒ぎになります。
八代妙見祭の開催日と開催場所
◆開催日・期間
11月22日(火)~23日(水)
※11月22日夕方 八代市本町アーケードにて前夜祭開催
◆開催場所・会場
八代神社(妙見宮)・砥崎河原他八代市内中心部
◆交通アクセス
八代妙見祭をご覧下さい。
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