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 徳川時代、江戸城内に入御した御神輿を、三代将軍家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する“天下祭り”として現在まで受け継がれている行事です。

 
 

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山王祭の起源

 

 日枝神社は、古くは江戸山王大権現と称され、1590(天正18)年、徳川家康公が江戸城入城より、江戸城の鎮守である山王社(日枝神社)は爾来、将軍家の産土神として江戸300年を通じて東都第一の社として崇敬されました。

 

 

 1604(慶長9)年三代将軍家光公が城内にて誕生されてより、「我誕生所之霊神」として篤い信仰を寄せました。

 

 6月15日の大祭である山王祭は将軍家康を神の祭礼として、その規模は東都随一と称され、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本三大祭の一と称され、その祭礼に係わる費用を幕府より支出したことから「御用祭」ともいわれました。

 
 

2年に一度行われる「神幸祭」

 

 山王祭といえば「神幸祭」です。その神幸祭が初めて見えるのは、二代将軍秀忠公の1616(元和2)年からといわれています。

 

 

 山王祭の神幸行列は「神輿行列」と「山車行列」で構成されています。

 

 山車行列は氏子の町々(百六十余町)が単独或いは類で参加し、山車の数45台と決められたが、附祭である踊屋台、練り物に趣向が凝らされ、華美に亘るとしてしばしば禁制をもって取締りがありました。

 

 しかし、明治維新後、府内の主要な道路に電気が通り、高さ4メートルの電線が巡らされるようになると、山車、錦旗は通行が難しくなり、やがて神輿に取って代わっていきました。

 
 

 神幸祭は戦争により中断されていましたが、1952(昭和27)年6月より再開されました。

 

 東都第一の祭礼といわれた伝統の神幸祭に復するべく内容を整えて現在に至ります。

 

 
 


 
 

山王祭4つの見どころ

 

 ★皇居・旧江戸城を巡幸する日本唯一のお祭りです。

  山王祭は江戸時代、三代将軍徳川家光の頃より江戸城内に入ることが許され、将軍が上覧した天下祭りでした。

  皇居となった今は、坂下門にて皇室のご安泰を祈願します。

 

 ★日枝神社男坂、52段の石段を担ぎあがる連合宮入は勇壮です。

  清水谷公園を出発した氏子の町会の山車3台と神輿9基が夕闇せまる日枝神社に連合宮入します。52段の石段を担ぎ上がる勇壮な姿は必見といえましょう。

 

 ★優雅な格調高い御列が、都心に華麗な王朝絵巻を繰り広げます。

  神威ひときわ輝く御鳳輦二基と宮神輿一基・山車六基が、王朝装束をまとった人々約500人に供奉されながら、「東京一広い」氏子地域を巡幸します。

  300メートルに及ぶ華麗で古風な行列をぜひお楽しみください。
 
 

 ★東京のまん真ん中だから、ベストシーンに確実に出会えます。

 

 

  東京一広い氏子地域を巡幸する神幸祭。

  その巡幸ルートは日本の中枢である皇居・丸の内・霞が関・銀座・日本橋などの地域を巡ります。

  様々なスポットと古風な行列のコントラストはみどころ満載です。

 
 

山王祭開催日

 

【開催日・期間】 2017年6月7日(水)~17日(土)

 
 
 
 
 
 

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