のどかな山里にあって、県下一の巨木といわれ、たった1本だけ大空に向かってそびえ立つ醍醐桜は、日本名木百選にも選ばれた桜です。
岡山の醍醐桜
岡山県中北部の真庭市にある醍醐桜。
醍醐桜は、根本周囲9.2m、枝張り東西南北20m、樹高18m、種類はアズマヒガン(ヒガンザクラの一種)です。
伝説によれば、元弘2年(1,332年)後醍醐天皇が隠岐配流の際、この桜を見て賞賛したといわれ、この名がついたとか。
樹齢についても文献では700年が多いのですが、地元の説では1,000年とされています。
毎年、4月上旬から中旬頃に、見事な華を咲かせ、大勢の観光客が訪れます。
でもソメイヨシノをイメージしたら、ちょっと違います。山桜なので満開でも花の量が少なめですが迫力は満点、圧倒されることでしょう。
昭和47年12月には岡山県の天然記念物に指定されています。
醍醐桜周辺図と駐車場マップ
醍醐桜への道路は狭くて、一度渋滞に入ったら、醍醐桜へはかなりの時間がかかることを覚悟して下さい。
なるべく土日は避けられた方がいいでしょう。平日でも渋滞が見られます。