ゴールデンウィークに石川県七尾市でも『日本一でかい曳山』とされる七尾青柏祭(せいはくさい)が毎年開催されます!
青柏祭は年度に関わらず毎年同じ日に開催されます。
石川県七尾の祭り青柏祭
国指定の重要無形民俗文化財でもある七尾青柏祭(せいはくさい)は、石川県を代表する祭りと言っても過言ではありません。
若葉萌える5月に行われる大地主神社(山王神社)の例大祭で、能登地区最大の祭礼です。
まつりの期間
期日:5月3日~5月5日
会場:七尾市 市街地中心部
5月3日 宵山(21:00~23:00)
5月4日 朝山(深夜1:00~6:00)
5月4日 本山(8:00~19:50)
5月5日 裏山(7:30~23:00)
3台の山車の形は、末広形とも北前船を模したものとも言われ、山車の高さ約12m、上部の開き(長さ)約13m、幅・上部約4.5m、下部(車輪間)約3.6m、車輪の直径約1.9m、幅約0.6m、重量約20トンの舟形の山車で、山車としては日本最大級、体積・重量では日本一です。
そんな大きな山車「でか山」3台が、狭い町なかを曳き廻されます。
この巨大なでか山の曳き回しに、町内に属していない一般の人や観光客でも参加することができるのだそうです。かつては女人禁制とされてきましたが現在では解禁になったようです。
だからといってなんでも勝手にやっていいというのではありません。現地の人の言うことは守ってください。守らない人は「でか山」を曳く資格はありません。
「でか山」3基が揃う時間と辻廻し
一基でも馬鹿でかいのに3基も揃うと、もうそれは凄まじい光景だそうです。
勢揃いは祭り3日間の内に4回見るチャンスがあるそうです。
★1回目:5月4日の正午過ぎ、大地主神社(山王神社)
★2回目:5月5日の午前11時頃、能登食祭市場前
★3回目:5月5日の正午頃、七尾駅前
★4回目:5月5日の14時半頃、御祓川・仙対橋
もう一つの見どころといえば、狭い路地を、建物すれすれに曳行される山車(だし)が「辻廻し(つじまわし)」と呼ばれる方向転換をするところで必見だそうです。
8mの大梃子(おおてこ)に若連中が鈴なりになって、テコの原理で曳山の前車輪を浮かせ、回転用の地車を入れて辻を曲がります。
これも圧巻だそうです。
交通アクセス
【鉄道の場合】
金沢駅⇒七尾線⇒七尾駅
金沢までは
★関東方面から⇒北陸新幹線
★大阪・京都から⇒サンダーバード(七尾・和倉温泉直通が便利です)
★名古屋・米原から⇒しらさぎ
【マイカーの場合】
★北陸自動車道・森本I.C⇒能登里山海道⇒徳田大津J.C.T⇒七尾
【駐車場】
★祭り期間中は、七尾市立山王小学校、能登食祭市場駐車場が臨時駐車場となります。