シミやシワが出来る要因は、自然老化によるものが20%、残りは紫外線による光老化が80%と、紫外線によるお肌への影響は大変大きなものがあります。
紫外線対策は食べ物でできる
紫外線を浴びると肌が酸化します。紫外線によるシミ・シワを防ぐ為には酸化を防ぐ事が大切といえます。
紫外線対策に有効な食べ物を食べて身体の酸化を出来るだけ抑えるようにしましょう。
身体の中で酸化が進行してくるとシミの原因であるメラニンが大量に作られて、黒ずみやシミになります。
元々メラニンは皮膚を黒くして体内に紫外線の入るのを防ぐために体内で作られるのですが、紫外線を浴びすぎると、メラニンが固定していまいシミを作り出します。
紫外線対策身体を酸化させない食べ物
身体を酸化させないための食べ物はいろいろあります。
◆バナナは、抗酸化力が強い食べ物です。熟したバナナは抗酸化成分が豊富に含まれていて、ビタミンB6とB2の美容ビタミンと呼ばれているビタミンは、果物の中で一番多く含まれています。
バナナは値段も安く入手しやすいので、紫外線対策にはうってつけの食べ物といえましょう。
◆ウナギはビタミンEやコラーゲンを多く含んでいる食べ物です。ビタミンEには身体からメラニンを排出するのを助け新陳代謝を促してくれる作用があります。
◆コーヒーにはポリフェノールが特に多く含まれており、そのポリフェノールには抗酸化成分が多量に含まれており、その含有量は赤ワイン並に含まれています。
コーヒをよく飲む人は極めてシミが少なく、1日2杯以上(150ml)飲んでいる人はその効果があるとの研究結果もあります。
ただ、ポリフェノールは摂取してから2時間ほどで消えてしまうので、こまめに飲むのがポイントになりますが・・・。
◆緑茶には美白効果があるビタミンCとポリフェノールが含まれています。緑茶成分の入った化粧品があるように、シミの原因である酸化物質の発生を最小限にしてくれる効果があります。
◆トマトのリコピンの作用にはシミ・ソバカスの原因であるメラニンの生成に必要な酵素等を抑えてくれる働きがあります。
◆アボカドにはウナギと同じようにビタミンEが多量に入っています。若返りのビタミン、ビタミンEを効率よく摂取するにはオリーブオイルと一緒に摂ると効率的です。
◆そのほか日焼けから身体を守るβカロチンがサツマイモやにんじんには多く含まれていたり、オメガ3脂肪酸が多く含まれている鮭やニシン、サバ、マスやイワシなど紫外線から肌を守る効果があります。
紫外線対策で必要な栄養素
紫外線対策で必要な食べ物としていろいろあげてきましたが、その食べ物のなかのβ-カロチン・ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンE・アミノ酸・亜鉛などの栄養素の働きにより紫外線から肌を守り、活性酸素の活動を抑え、シミなどを作らないようにしているのです。