石狩川の上流部に位置する渓谷です。層雲峡温泉を中心に銀河の滝や万景壁、大函などいろいろな見どころがあり、紅葉の名所でもあります。温泉街からは黒岳へのロープウェイも運行されています。
層雲峡渓谷
層雲峡は、北海道上川町にある峡谷です。大雪山国立公園内にあり、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続きます。
大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は大型ホテルなどが立ち並ぶ北海道有数の規模を誇る温泉街で、層雲峡および大雪山観光の中心地となっています。
【交通アクセス】
≪JR≫札幌⇒旭川⇒上川
札幌⇒旭川(特急1時間20分)
旭川⇒上川(特急45分)
≪バス≫
1.銀泉台⇒層雲峡 道北バス 約60分
2.上 川⇒層雲峡 道北バス 約35分
3.旭 川⇒層雲峡 道北バス 約1時間50分
≪車≫
1.札幌⇒層雲峡
札幌(道央自動車道)⇒比布JCT⇒(旭川紋別自動車道)⇒上川層雲峡IC⇒(国道39号)⇒層雲峡 205km
2.旭川⇒層雲峡 旭川⇒(国道39号)⇒層雲峡 66km
3.上川⇒層雲峡 上川⇒(国道39号)⇒層雲峡 25km
4.北見⇒層雲峡 北見⇒(国道39号)⇒層雲峡 90km
5.帯広⇒層雲峡 帯広⇒(国道273号)⇒層雲峡 122km
6.釧路⇒層雲峡 釧路⇒(国道273号)⇒帯広⇒(国道38号)
⇒層雲峡 242km
銀河・流星の滝
石狩川沿いに延々24kmにわたって続く断崖絶壁、この崖を流れ落ちるいくつかの滝の中でも、もっとも美しいふたつの滝があります。
細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」、太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」。日本の滝百選にも入っている名瀑を、駐車場から間近に見る迫力ある姿は圧巻です。
滝を背に20分ほど斜面を登ると、「双瀑台」の展望台へ出られます。
別名女滝・男滝とも呼ばれる、2本の滝が絶壁・不動岩の左右を流れ落ちる姿を同時に見ることができます。
【アクセス】:層雲峡温泉街から国道39号を東へ3km程。国道39号に看板があります。曲がって直ぐ。
【無料駐車】:150台。
万景壁・大函
【万景壁】
高さ160mもある神削壁や天城岩の絶壁、多角形の断面をもつ柱状節理の大岩壁がそそり立つ渓谷には圧倒されます。またこれらの岩壁から落下する数々の滝の風景が素晴しいです。
「柱状節理」の断崖が、万里の長城にも似て、名工の筆による壁画に見えることから、「万景壁」の名が付けられたといわれる。国道39号線からでも見えます。
【大函】
層雲峡温泉より北見方面へ約6km、新大函トンネルを過ぎるとすぐ左手に大函への入口があります。
柱状節理の巨大な岩壁が屏風のように規格正しく並ぶ壮大な景観が目の前に広がり、記念撮影や休憩スポットとして人気があります。
層雲峡で最も素晴らしい渓谷美と言われている所が、大函・小函です。
※このほか層雲峡周辺には見どころいっぱい。
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