岡山市にある「最上稲荷(さいじょういなり)」は、日蓮宗の寺で、正式名称を「最上稲荷山妙教寺」と言います。1200年余の歴史ある寺院です。
初詣の参拝者数が岡山県内最多である最上稲荷は、節分の豆まきも大変多くの人が訪れます。
最上稲荷では、豆まきに芸能人やスポーツ選手が毎年参加しています。
初詣も豆まき式も大変な人出の最上稲荷
最上稲荷の「節分豆まき式」は、最上さまの脇神・三面大黒尊天の祭典です。開運厄除けの祈祷の後豆まき式が行われます。
長さ85メートルの結界廊から、総勢 750人もの福男・福女が10万袋の福豆を投じるこの行事は、最上稲荷の三大祭典の一つです。
有名芸能人の参加もあり、多くの参拝者が訪れます。豆袋の中に多数の豪華福品が用意されることから、大変盛り上がりる「豆まき式」です。
「福は内福は内」のかけ声
豆まきでは一般には「福は内鬼は外」のかけ声ですが、最上稲荷の豆まき式では「福は内福は内」のかけ声です。
「鬼は外」と言わない理由は、ご本尊様の前には鬼はいないという考え方からだそうです。
最上稲荷の豆まき式は10:00~12:00の間、5回に分かれて豆まきが行われます。
最近では豆まき会場を男性・女性で分けられていて、トラブルを未然に防ぐ配慮がされていますが、みなさん福豆を手に入れようと必死なので、足を踏まれたり転倒することもありますので、ケガには充分注意してください。
お子様や年配の方は「福豆手渡しコーナー」がありますので、混雑している中には入らないで頂いてください。
豆まき式参加で注意すること
安全対策が行われていますが、3万人もの参加者が福豆を一つでも多く頂こうと激しい争奪戦になります。
●動きやすい服装で出掛けましょう
●女性の場合ヒールは危険ですのでスニーカーなどの履き物で
●防寒対策をしっかりとして下さい
●眼鏡に注意が必要です
動きやすい服装でないと、福豆争奪には参加できません。それから、女性の方はヒールのある履き物は危険です。
また、眼鏡をかけている方は、眼鏡を落とさないようにしないと、落ちたら最後新しいものを買う羽目になります。
また、寒い季節です。豆まきには時間待ちがありますから、動きやすく暖かい服装で参加して下さい。
最上稲荷へのアクセス
【電車の場合】
★JR吉備線「備中高松駅」下車 約2kmくらい、徒歩約25分
【車の場合】
★岡山自動車道・岡山総社ICより国道180号で約5km
混んでいなければ、車で約10分くらいです。
★岡山の町中から車で180号を行くとなれば、渋滞すると思われます。
2017年のゲスト
小島瑠璃子さん
島田秀平さん
川井聖子さん