節分の日の恵方巻きの食べ方をご存じでしょうか?
2018年はどちらの方向を向いて食べますか?
そもそも恵方とは何ですか?
恵方巻きの食べ方
恵方巻きも今ではいろいろあるらしいですが、そもそもの恵方巻きとは巻き寿司のことです。
その巻き寿司の食べ方に作法というかルールというかがあるのです。
★まず、恵方巻きは切り分けて食べてはいけません。一人1本そのまま食べます。
★恵方巻きを食べる時は、その年の恵方を向いて食べます。
★そして、恵方巻きを食べ終わるまでしゃべってはいけません。
というのが、恵方巻きを食べる時のルールです。
恵方巻きを切らないというのは、「縁が切れる」に通じるからだそうです。
恵方とは「歳徳神」と呼ばれるその年の幸福を司る神様がいる方向のことです。
つまりは、縁起のいい方向に向かって食べるということで、ご利益があります。
黙って食べるというのは、恵方から恵方巻きで巻き込んだ「福」を取り入れるのに、しゃべってしまっては口からその福が逃げてしまうからだそうです。
ということですから、ルールを守って一年の福を取り込みましょう。
2018年の恵方はどっち?
恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められており、しかも、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角しかありません。
十干(じっかん)とは【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類です。
十干(じっかん)によって恵方は決められているとはいうものの、西暦でも恵方は分かるのです。
西暦の下一桁が
4と9は 東北東わずかに東
0と5は 西南西わずかに西
1と6は 南南東わずかに南
2と7は 北北西わずかに北
3と8は 南南東和すかに南
となっています。
そもそも恵方とは何ですか?
恵方巻きの食べ方のところでも記しましたとおり、恵方とは「歳徳神」と呼ばれるその年の幸福を司る神様がいる方向のことです。
その幸福を司る神様に向かって、一年の福をいただくというのが本来の姿のようですが、恵方巻きというものが出てきた背景は、どうやら商売上手の方がおられたようです。