山形県天童市にある若松観音は、開山1300年。縁結び祈願祭も開かれます。
縁結び観音 若松観音
「鈴立山若松寺」は今から約1300年前、奈良時代の和銅元年(西暦708年)に行基菩薩が開山した霊場です。
その後、平安時代の貞観二年(同860年)山寺の立石寺を開山された慈覚大師(円仁和尚)が当山の山頂付近にあった御堂を現在の地に移し、 造営工事をし大規模な伽藍配置をしました。
この時期に奈良仏教の法相宗から平安仏教の天台宗となり、開山が行基菩薩、中興の祖が慈覚大師として祀られています。
江戸時代には観音堂を大改修し、三代将軍徳川家光が御朱印として保証しています。
鈴立山若松寺は「縁結び」観音としても知られているほか、旧正月7日に行われる「鬼やらい」は「色力安穏」という人間の本願を祈念する行事として有名です。
平成20年(西暦2008年)に開山1300年祭を迎えました。
縁結び祈願祭開催日とアクセス
★期日 4月~12月の毎月第1日曜日
★時間 10:00~10:30 縁結び祈願祭
10:30~10:40 法話
★場所 若松寺観音堂 祈願料 1,000円
※縁結び祈願祭は予約の必要はありません。
若松観音への行き方は、天童市街の側にある国道13号線を走ると若松観音行きの看板がありますので、途中から県道280へ入り観音様へ向かってください。
距離的には車で15分ぐらいで到着するでしょう。
現地へ着くと、最初に石碑がありますので歩いて本堂まで行きたい方はそこから登ります。でも今は車で5分もしないで本堂まで行けます。
※この記事は若松寺のHPを元に作成しました。