「東の富士山、西の大山」。
そう讃える人も多い鳥取県の名峰「大山」の秋は、大山の山全体が七色に染まります。
その様子に、訪れた多くの人々が素晴らしい感動を覚えることでしょう。
大山の紅葉 見頃はいつ?
大山の紅葉は、例年10月初旬より色づきはじめ、10月下旬から11月初旬にかけてピークを迎えます。
山麓の森が紅やオレンジ、黄色に染まる紅葉絵巻は日本でも屈指の美しさであるといわれています。
この時期には全国から、大山の自然のアートを求めて多くの観光客が訪れます。
ここ大山町から見る大山の紅葉の特徴は、アルプスを思わせる雄大な北壁と木々の色とのコントラストが見物だと思います。
大山の猛々しい白い綾線を背景に、山麓の何色にも染められた森を真正面からとらえた景観は感動に値します。
また、見る場所を移動すると少しずつ彩りを変えていく自然の美しさは、見るものの心を捕らえて放さないでしょう。
大山の紅葉スポットは?
名峰大山の紅葉で、最も美しい紅葉を見ることができる場所は、「鍵掛峠(かぎかけとうげ)」から見る大山の紅葉です。
鍵掛峠からは、手前にブナ樹林の広大な広がりの中、オレンジ・黄色・紅と美しい紅葉、黄葉が見られます。
その広大な紅葉の向こうに荒々しく切り立った大山の岩肌を望むことが出来ます。紅葉の時期と初冠雪の時期が同じくらいなので、両方を見に来る人もたくさんいます。
大山への交通アクセス
【電車の場合】
★JR岡山駅 ⇒ JR米子駅 およそ2時間
★路線バス「日本交通バス 大山方面行き」で約50分
【車の場合】
★関西方面からは
中国道中国吹田ICより津山方面へ向かい、中国道落合JCTを経由し、米子道を
蒜山・米子方面へ、米子道米子ICで下車。
大山夏山開き祭会場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。
★広島方面から
山陽道広島ICより中国道経由、三次東JCTより松江自動車道を松江方面へ、
山陰道宍道JCTを米子方面へ向かい、米子東ICで下車。
大山夏山開き祭会場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。
★岡山方面から
山陽道岡山ICより、岡山道北房JCTから中国道落合JCTを経由し、米子道を
蒜山・米子方面へ、米子道米子ICで下車。
大山夏山開き祭会場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。