寒い時期です。何回もトイレに行く日が多いことでしょう。
しかし、夜中に何回もトイレに行ったり、昼間でもいつもトイレを探しながら生活をしている人は頻尿に間違いありません。
その頻尿を治すために薬やサプリメントが色々出て、テレビでもコマーシャルが頻繁に流れているようです。
そんな頻尿を薬でもなく、サプリメントでもなく治す方法があるとすれば、あなたは知りたいですか?
ここで、「薬」というのは「ただ単に頻尿を治すためだけの薬」という意味ですので、後に記載されている、頻尿が病気でおこっている場合には当てはまりませんから、ご注意願います。
頻尿の定義
日本泌尿器科学会によると、「尿が近い、尿の回数が多い」という症状を頻尿といいます。
一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿といいます。
しかし、1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも、自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
また、ある説では夜中に1回でもトイレに行く人は頻尿だといわれています。
頻尿の原因
日本泌尿器科学会によれば、頻尿の原因は大きく以下のように分けられます。
◆過活動膀胱(ぼうこう)
尿がたまっていない状況であるにもかかわらず、膀胱が勝手に収縮してしまうという症状。
そのため、尿意が頻繁に訪れてしまい、排尿が増えてしまいます。
過活動膀胱の原因は加齢によるものや、脳や脊髄の病気である場合のほか、原因が不明というケースもあります。
◆残尿
尿が全て出ずに膀胱の中に残ってしまう症状です。
全て出し切れないことで、短い時間で何度も尿意を感じることになります。
その原因は前立腺肥大によるものや、何らかの要因で膀胱を収縮させる神経が障害を受け、排尿障害になるなどが考えられます。
◆多尿
単純に尿の量が多いことも頻尿の原因です。
尿が多くなるのは、水分を多く取る以外にも、病気(糖尿病など)による内分泌疾患によって尿の量が増えることもあります。
◆尿路感染、炎症
膀胱炎、前立腺炎などによって頻尿になるというもの。
炎症を起こすと膀胱の神経が刺激されるため、頻尿になってしまいます。
頻尿だけでなく、下腹部の痛みも特徴です。
◆腫瘍
腫瘍は、たとえば膀胱がんなどが挙げられます。膀胱が刺激されるため、頻尿の症状が起こることがあります。
◆心因性
膀胱や尿道に異常や病気があるのではなく、不安や恐れ、うつ傾向など、心的な理由で頻尿になるということもあります。
頻尿の原因はこのようなものが挙げられますが、上記の「腫瘍」に関しては、膀胱がん以外に婦人科系疾患によっても頻尿になるといわれています。
本記事の趣旨
この記事の趣旨は、夜中に何回もトイレに行くとか、昼間でもいつもトイレがあるかどうか気にしながら行動しているような、病気とは関係のない頻尿の方を対象にした記事です。
※前項の「腫瘍」や「尿路感染、炎症」など、病気の場合には専門の医師の診断のもと、必ず治療をして下さい。病気で頻尿になっているかどうかは、この記事を書いている筆者には分かりませんし責任は持てません。
再三申し上げますが、病気で頻尿の方を治す方法ではありませんので、絶対に誤解のないようにお願いします。そういった方への責任は筆者は持ち得ません。
頻尿を薬やサプリなしに治す方法
何日か前に、テレビで放送されていたもののリピートになるのですが、その放送では、夜中に1回でもトイレに行く人は頻尿であるとのことでした。
私も夜中に1回はトイレに行っていましたし、1日に8回とまでは行かないまでも、かなりの回数トイレに行っていました。
頻尿になるのは、膀胱に尿がたまっていないのに膀胱周辺の神経が過敏になり、おしっこが出そうだと脳に信号を送るからだそうです。
もちろん加齢とともに膀胱の柔軟性がなくなってきている場合もあります。
このテレビ放送では、膀胱周辺の神経系と脚の神経系はつながっているので、足の方の神経を刺激してやれば、膀胱の神経を緊張から解きほぐし頻尿は治るというものでした。
実際に1週間くらいテレビ放送のやり方をためしてみましたら、夜中にトイレに行かなくなりましたので、皆さんにお知らせしようと思い記事にしました。
写真にありますように、脚の内側のくるぶしから指4本分上のところと脚の骨の境を押してみて下さい。多少痛みのあるところがあるはずです。
ここを、朝・昼・晩の3回、1回1分間両足とも押し続けます。
たったこれだけで治療はおしまいです。かなり早くから効果が現れました。
私が夜中にトイレに行かなくなったからといって、皆さんに効く方法かどうか分かりませんが、とりあえず報告しておきますので試してみて下さい。
ただ、いつまで続けていればいいのか、そこのところを見ていませんでしたので、どなたかいつ止めてもいいのか分かりましたら教えて下さい。m(_ _)m