節分の豆まきは、一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら、福豆(炒り大豆)をまいて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べて厄除けを行うことですよね。
節分 豆まきの意味
節分に豆まきをするのは、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰があります。
また語呂合わせで「魔目(まめ・豆)」を鬼に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけ邪気を追い払い、一年の無病息災を願うとされています。
豆をまき、まかれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ、あるいは自分の歳の数よりひとつ多く食べると、身体が丈夫になり、風邪などをひかないという習わしがあるところもあるそうです。
節分の次の日は立春。節分は大晦日ともとられ、季節の節目に豆まきをし、邪気を追い払い、次の一年の無病息災を願うというのが、節分に豆まきをする意味ととらえてもいいのではないでしょうか。
節分の豆まきの豆の種類
豆まきの後の掃除のことや、拾って歳の数だけ食べるということになると、福豆(炒り大豆)をまくと後が大変ですよね。
そこで、殻のついた落花生(ピーナッツ)をまいてはどうでしょうか。福豆に比べるとありがたみがないでしょうか。
落花生で歳の数だけ食べるのは歳をとった人には大変ですから、そこは適当に考えていただくとして、落花生は殻がついているので少しは衛生的でしょうし、福豆ほど小さくないので掃除も楽ではないでしょうか。
私のうちではもう子供たちも大人になりましたので、最近は豆まきもしませんが、子供が小さかった頃の豆まきは、はじめは福豆でしたがそのうち殻付きの落花生に変わりました。
節分 豆まきの後片付け
節分の豆まきは、たいてい夕方というか暗くなってから「福は内、鬼は外」とかけ声をかけながら福豆(炒り大豆)をまくと思います。
家の中の豆は拾って食べる分にはいいのですが、外の豆は掃除をしなければなりませんよね。
だいたい次の日の朝に掃除をすることになると思うのですが、福豆は大豆なので小さくて掃除も大変です。
また、うちの中の豆も全部拾って食べられるわけではありませんから、これまた掃除をしなければなりません。
その点、豆の種類を殻付き落花生に変えると、少しは楽になるかも知れませんね。