汗や体臭が気になるという人は、デオドラントやウェットティッシュなどを使って外側からだけで予防するのではなく、常日頃の食生活に気をつけて内側から臭いを改善する必要があるといえます。
汗の臭いがきつい人は身体が酸性です
食生活に気を付けるというのは、脂っこいお肉やキムチなどの刺激物を極力避けることです。これらは体臭を強めると言われてます。
また、酸性の食べ物を食べ過ぎると臭いの元になる酸化反応が発生し、体臭を強くしていきます。
主な酸性食品は、砂糖類、卵、肉類のみっつです。ケーキや肉が大好きな人は注意が必要です。
身体が酸性にかたよると、身体からアンモニア臭を放出し、汗のニオイも臭くなってしまうのです。
その一方で、体臭を薄めてくれる食材も存在します。その代表が梅干しと言われています。体臭予防にきく食べ物はどこの家庭にも大半は置いているであろう梅干しです。
梅干しの成分が汗臭さを防ぐ
梅干に含まれるクエン酸は、臭いの元となる物質を身体の外に排出してくれる働きがあります。
さらに腸内環境も整えてくれるので、身体の中から臭いを抑える働きがあります。ただいくら梅干しが身体にいいからといっても、塩分が多い梅干を食べ過ぎるのは良くないので気をつけたいものです。
梅干しを食べるのは、汗をかくまえの午前中に摂った方が臭いを抑えるには効果的といえます。
梅干にはクエン酸以外にも臭いを抑える物質が多く含まれているといわれています。
なぜ梅干しが汗の臭いに効果的なのか?
梅干しが汗の臭いに効果的なのは、梅干しはミネラルを豊富に含むアルカリ性食品の代表だからです。
人の身体は、基本的には弱アルカリ性です。酸性の食べ物を食べ過ぎると臭いの元になる酸化反応が発生し、体臭を強くしていきます。
身体が酸性にかたよると、身体からアンモニア臭が出て、汗のニオイも臭くなってしまいます。
ですから、梅干しを食べて身体をアルカリ性にたもつ必要があるのです。
梅干しは1gで、牛肉100gの酸性度を中和するほどの、アルカリパワーをもっています。
梅干しの食べすぎは塩分のとりすぎなので、基本的には1日1個までにした方がいいようです。減塩梅干しなら、2個くらいまで大丈夫です。
梅干しは、汗の臭い、体臭だけに限らず、口臭やダイエット臭、アルコール臭のニオイまで軽減することができます。
梅干しはまさに、一石五鳥くらいのミラクル食材なのです。
まとめ
◆梅干しは、アルカリ性食品を代表する食材です。
◆梅干しを食べることで、酸性にかたむきそうな身体をアルカリ性にたもってくれます。
◆梅干しは、汗の臭いや体臭だけに限らず、口臭やダイエット臭、アルコール臭のニオイまで軽減してくれます。
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