お尻が乾燥し、カサカサになったり黒ずんだりする人が、寒くなってくると増えてきます。
お尻が乾燥する原因もいろいろあるのですが、特に寒くなってくるとコタツやカーペットなどを使う機会も増えます。これはお尻を乾燥させる原因にもなります。
お尻が乾燥する原因
長時間座っている人は気をつけましょう。デスクワークの人や車の運転手さんなども長時間座りっぱなしなので、お尻の部分に負担がかかり、血行不良や摩擦が起きやすくなり、これがお尻の乾燥の原因のひとつともいえます。
コタツが好きな人も気をつけましょう。コタツに入っているときはどうしても猫背になりがちです。猫背の姿勢で座っていると尾てい骨のあたりに負担がかかり、これがやはりお尻の乾燥の原因のひとつになります。
コタツ同様ホットカーペットを使う人も気をつけましょう。特にホットカーペットの上にそのままペタンコ座りをしていませんか。
ホットカーペットの熱でお尻が乾燥しやすくなるので、ペタンコ座りなどは禁物です。
締め付けの強い下着や衣類を着用するのもできるだけ避けましょう。摩擦が原因でお尻が乾燥することになります。
お尻が乾燥しないための方法
長時間椅子に座ってデスクワークする人や運転手さんなどは、お尻の乾燥を予防するためには、椅子の上にクッションを使うといいでしょう。
低反発タイプの物や円坐クッションなど、様々なタイプの物がありますので、自分の身体に合うものを見つけて、お尻の負担を軽くしてあげましょう。
コタツの好きな人は、長時間椅子に座っている場合と同様にクッションを使うなど工夫しましょう。お尻の一部に負担がかからないようにすることが大切です。
ホットカーペットを使っている人は、ホットカーペットの温度を低めに使用するか、クッションを使うかなどして、お尻の一か所に熱が伝わらないようにしましょう。
下着や衣類も、締め付けの強い下着や衣類を着用するのはやめて、サイズのあった物を選び、刺激の少ない天然素材が使われている製品を着用するようにしましょう。
お尻の乾燥でカサカサになる前に保湿を
お尻が乾燥すると、カサカサになりそれが原因で切れることもあります。そうなる前にお尻の乾燥を防ぎ保湿をしてあげましょう。
保湿剤としては、他のお肌の部位の保湿剤と同じくワセリンなどがいいと思います。
また、あまりにもカサカサが治らなかったり切れたりした時は、やはり皮膚科で見てもらうのがいいのではないでしょうか。
皮膚科に行くのが面倒だったり、お尻なので見せるのが恥ずかしい思いはあるでしょうが、ひどくなる前に診察してもらうのがいいでしょう。