冬は乾燥が気になる季節です。乾燥は肌トラブルや風邪・インフルエンザの原因にもなります。
外気が乾燥するだけでなく、冬はエアコンや石油ファンヒーターなど、部屋が乾燥する暖房器具を使う人も多いと思います。
乾燥対策として、加湿器を利用するのが一番手っ取り早く手軽ですが、加湿器なしで快適な湿度を保つ方法はあるのでしょうか。
快適な湿度とは
部屋の快適な湿度とは、40%~60%がいいのだそうです。70%でも人は快適な範囲に入るのですが、ちょっと部屋的には湿度が高く、カビが生えやすくなると言われています。
湿度が40%とか60%とか言われても、湿度計がなければその値は分かりません。
そこで、どんな状態の時に快適湿度なのかが分かれば、40%とか60%とかパーセンテージを気にしないで済むでしょう。
湿度を知るひとつの目安として、ガラスのコップに氷水を入れて部屋に置き、コップの周りにすぐに水滴がつけばその部屋は比較的過ごしやすい湿度があるといえます。
2~3分経っても水滴が付かなければ部屋は乾燥しているといえるでしょう。
加湿器を使わずどんな方法で加湿するか
部屋を加湿するのに、加湿器を使わない方法として、
★洗濯物を部屋に干す。
★濡れたタオルを干す。
★観葉植物を置く。
★洗面器やコップに水を入れて置く。
★霧吹きで水を部屋にまいたり、カーテンにかける。
★鍋をする。
★風呂場のドアを開けておく。
★石油ストーブやガスストーブをつける。
などいろいろと考えられているようです。
観葉植物を買ったり、石油ストーブ・ガスストーブをつけるのはエコとは言えませんが・・・。
エコ加湿器
電気を使わない卓上型などのエコ加湿器が販売されているようです。1000円前後から5000円前後と幅広い値段で売られているようですが、5000円もするとエコとは言いがたいでしょうか。
これらは見た目にも加湿器とは分からないように工夫されている物ですし、カラフルで部屋に置いていてもインテリアとして使える物のようです。
以前にも紹介したことがありますが、自分でエコ加湿器をつくることもできます。
コーヒーフィルターを使った、お花のエコ加湿器です。
コーヒーフィルターを花びらに見せるため切ったところ
湿度による肌への影響
湿度によって肌などにどのようなあるかをみてみました。
★20%・・・乾燥やのぼせを覚えます。
顔の肌や唇に乾きを感じます。
★40%・・・快適に過ごせます。
快適といわれる湿度の下限です。
★60%・・・快適に過ごせます
快適といわれる湿度の上限です。
★70%・・・肌の乾燥は感じず、じめじめとした感覚もありません。
感覚的には快適ですが、湿度的には問題ありカビの原因にもつながります。