普段あまり交流がなくても、お歳暮をお互いに送っているという人はひとりやふたりいませんか?
そのままにしているとお金の無駄だし、やめたいと思っても急に自分からやめるとなると、大変勇気がいるものです。
正直なところ、疎遠になった親せきや知人、仕事関係の付き合いで送っていたお歳暮は、お互いに負担にしかならないと思います。
今年こそは贈る相手の見直しをして、無駄なお中元やお歳暮をやめてみませんか?
お歳暮やめたい時はどうすればいい?
お歳暮のやめ方につて、あるアンケート調査によると
・突然「きっぱりやめる」という人は23.2%。
・「礼状などで対応してからやめる」人は13.8%。
・「お互いにやめると相談してやめた」という人は11.3%。
・「自然にやめてしまった」という人は10.6%。
・「やめることができない」という人がなんと10%近くも。
きっぱりやめられる人はきっぱりやめる
特に何もせず贈るのをやめます。
今まで貰っていた方にしても、いつも来るお歳暮が来なくなってもそれだけで怒り出す人はまずいないと思います。
何か月も顔を合わせないとか行き来のない方なら、贈るのをやめてもいいのではないでしょうか?
礼状などであいさつをして、それからやめる
お歳暮をいきなり止めることに抵抗があるとお考えの方は、挨拶状を出してからやめられる方がいいと思います。
★最後のお歳暮を贈る時に、今までの感謝の気持ちを述べて来年から贈らない旨を申し添える方法。
★お歳暮を贈らずに、年賀状や寒中見舞い・暑中見舞いに変える方法。
どちらの方法にしても、今までお世話になったことにお礼と感謝の気持ちを述べることは大切です。
お歳暮をやめたい断りたい
お互いにやめると相談してやめた
「お互いにやめると相談してやめた」という人は、それが一番いい方法でしょう。
でも、この方法がとれる人は、よほど親しいつき合いがなければ難しいかも知れませんね。
でもお互いに相談できるのは気まずい思いをしなくていいのではないでしょうか。
自然にやめてしまった
この方法は、転勤とか何かのきっかけでお歳暮を贈らなくなった、というようなことになるのでしょう。
そうしたきっかけのある時は、それを利用させてもらってもいいと思います。
お歳暮の倍返しとは
お歳暮を断る挨拶状などを送ったのに、それでもお歳暮を送ってきてくれる方へは、倍返しという方法があります。
ビジネスの上では一般的なマナーだそうで、お断りする意思表示としていただいた金額相当のおおよそ倍の金額の品物を送ります。
倍返しの品物を贈ることそのものに、「気持ちは嬉しいが、今後このような気遣いは不要」という意味がこめられているそうですが、さらにだめ押しの、その旨を書いた添え書きを品物と一緒に送るという方法もあります。
倍返しはそれをすることによって、「自分が送ってしまったばかりに相手に気遣いをさせてしまった」と相手に思わせる意図があるそうです。
倍返しをしても次回なお送ってこられたら、そのときは、こちらが送るのをやめてしまいましょう。
生活状態は刻々と変わります
お歳暮を贈れなくなるような状況は、誰にも来ることがあると思います。
リストラされたとか、お給料が減らされたとか、年金生活に入り余分な出費が出来ないとか。
いろいろ生活状況は変わっていくものです。
お歳暮を贈りたくてもおくれない状況になれば、勇気がいることですが無理をしないでやめることが一番だと思います。