寒い冬がまたやってきます。
もうすでに寒いのですが、これから先はさらに冷え冷えとするでしょう。
そこで寒さ対策として、あまりお金のかからない低コストでの、みなさんおすすめの方法を紹介します。
寒さ対策 お金をかけない防寒方法
部屋の湿度を上げましょう
「寒さ対策に湿度あげることが関係あるの?」と、そう思われた方もいらっしゃると思います。
実は、元々の室温にもよりますが、湿度を10%上げるだけで、体感温度は2~3度上がるのだそうです。
そしてこれも重要なことですが、湿度を上げることで節約に効果があるだけではありません。
湿度が保たれているとお肌の乾燥を防ぐ効果があります。
次に、一定以上の湿度が保たれると、風邪の菌やインフルエンザのウイルスの活動を抑える効果があります。
湿度を上げることは、冬の生活にとって寒さ対策だけでなく、一石三鳥もの効果があるのです。
その部屋の湿度は、40%~60%くらいが適当だそうです。
40%以下になると風邪のウィルスが多くなるそうですし、60%以上になるとカビが発生するなどの弊害があるそうです。
座布団を使って窓からの冷気を防ぎましょう
ほとんどのおうちにはカーテンがしてあると思いますが、そのカーテンも床まで届かないところもあるでしょうし、届いても隙間のようなところから、冷気が流れ込んできますよね。
そんな時に、カーテンの下のところに座布団を並べて立てかけましょう。
これでもかなりの断熱効果が得られますよ。
座布団がなければ、スーパーなどに行き、段ボールをもらってきてそのダンボールをカーテンに立てかけてもOKですよ。
また、外から見られるとあまり格好はよくありませんが、窓にプチプチを貼るのと同様に、窓に段ボールを貼るということも考えてみて下さい。
これもかなりの断熱効果が得られるはずです。
段ボールを使って床からの冷気を防ぎましょう
段ボールは、断熱効果の高い材料となります。段ボールを床に敷き詰めるとかなりの効果があることが分かっています。
お金は少々かかりますが、その段ボールの上から100均で買ってきたマットを敷くとさらに暖房効果は高まります。
と同時に、防音にも役立ちますから試してみて下さい。
雨戸やシャッターを閉めて冷気を防ぎましょう
雨戸やシャッターを閉めると、窓との間に空気の層が出来るのと、直接窓に冷気が当たらないのとで、断熱効果が期待できます。
ただ、昼間雨戸を閉めたりシャッターを下ろしたりすると、部屋の中がくらくなってしまいますので、この方法は夕方以降にしましょう。
それでも、朝方の冷え込む時間帯まで雨戸やシャッターを閉めておくことが出来ますから、暖房効果は高いと言えるでしょう。
寒さ対策 低コストでの防寒方法
床にマットを敷きましょう
床の断熱のところでもお伝えしましたが、100均でマットを買い床に敷くということは、暖房効果を高めます。
多少のお金はかかりますが、暖房効果を高めると電気代やガス代あるいは灯油代の節約になります。
窓にプチプチを貼り付けましょう
これもプチプチ代がかかりますが、段ボールを貼り付けるよりは見た目はいいと思います。
窓からの放熱は、家全体の確か40%位はあったと思いますので、窓の断熱は暖房効果に大きく影響を与えます。
もちろんプチプチを貼るだけでなく、カーテンも閉めることをおすすめします。
プチプチを窓に貼る時は、平らでない方を窓に貼りましょう。
ファンを回して空気の循環を
暖房をしていても、暖かくなった空気は上に上に上がっていきます。
床の方にはやっぱり冷たい空気がよどみますから、扇風機やサーキュレーターなどでゆっくり空気を回してやると、体感温度もかなり上がります。
網戸に透明プラスチック板を貼り付け
網戸に透明プラスチック板を張るだけで、雨戸なし状態よりは暖かくなります。
ホームセンターで売っているそうですが、ポリカーボネートなどをお値段と相談しながら選んでください。
こちらも少々の出費はありますが、効果があるようです。
透明のゴミ袋も網戸に貼るのも可能ですが、すぐボロボロになるそうです。
部屋の中にいる人の暖房
冬は外で厚着するのは当然のことですが、部屋の中でも厚着をしましょう。暖房費の節約になります。
重ね着をして防寒対策
パーカーを二重に着たり、半纏を羽織ったり。とにかく重ね着をして寒さ対策をしましょう。
私は、暖房費を節約するために、出来るだけエアコンの暖房をかけず、出来るだけ重ね着をして多少の動きにくさは我慢しています。
床からの冷たさをカバー
もちろん靴下も重ねて履きましょう。スリッパは必ず履きましょう。そうすることで床からの冷気を直接に受けなくて済みます。
足に履く湯たんぽもあるようですね。
身体の中から暖めましょう
身体の中から暖めるといえば、すぐに思いつくのはお酒ですが、お酒を昼間っから飲む訳にはいきません。
お湯の中に、生姜をすったのを入れて、はちみつを少し入れたものを飲むと身体が温まります。
生姜は、身体を温める効果のある食品ですが、一度にあまり多くは摂取できませんから、適当な量を入れて下さい。
生姜だけをお湯に入れると飲みにくいと思いますから、はちみつがあればはちみつを入れ、なければお砂糖を少し入れて、甘みを付けた方が飲みやすいと思います。
身体の中から暖めるといえば、葛湯なんかもありますよね。
お金をかけない防寒方法
お金をかけない防寒方法、まだまだあるとは思います。
たとえば、寝る前にお風呂に入るとか。これは家族が多いとなかなかそういうわけにはいかないかも知れませんが、寝る前にお風呂に入ると暖かく眠れます。
少々冷たいお布団の中へも潜り込むことが出来ますよね。
さらには、お布団の中に湯たんぽを入れるというのもエコな方法かも知れません。最近の湯たんぽはデザインもいいものが出ています。