奈良公園は、東大寺・興福寺や国立博物館など、数々の社寺や文化施設が隣接する広い公園です。
野生の鹿が見られることでも有名ですが、モミジやイチョウ、ナンキンハゼなど多種類の「紅葉」や「黄葉」が秋から初冬まで楽しめるところです。
奈良公園の紅葉は穴場スポット
紅葉の季節は、関西であれば迷わず「京都」に行くって言う方も多いと思いますが、実は奈良公園が穴場でオススメの場所なんです。
奈良公園は、敷地が広い事もあり混雑を気にしないで紅葉を楽しむことが出来ます。特に一面に黄色い世界が広がる銀杏(いちょう)が最高なんです。
古都・奈良の顔で、国の天然記念物にも指定されている奈良公園は、東西4km南北2kmの広さで、東大寺、興福寺、 春日大社、国立博物館、正倉院などの社寺や文化施設があります。
若草山の山容を望み、桜やナンキンハゼが美しい紅葉の表情をみせてくれます。ナンキンハゼは10月中旬以降、モミジは11月中旬以降から12月初旬が最盛期となりますが、気候によっても変わりますので、お出かけの際はお調べになってから。
奈良公園の紅葉は「黄葉」も
関西屈指の観光名所のひとつ奈良公園は、紅葉の季節に関しては意外と混雑が少なく楽しむことが出来ます。
奈良公園内でも東大寺の南大門から大仏殿付近は、団体客も多く混雑します。でも、あなたがゆったり紅葉を楽しみたいのなら、大仏殿付近ではなく、公園の奥を散策してみましょう。
奈良公園はとても広いので、ぶらぶらと散策しながら綺麗な紅葉を探すことが出来ます。その中で、特にオススメなのが、大仏殿の裏手にある大仏池周辺にある銀杏の木なんですが、その一角だけが黄色く輝いて見えます。
大仏池周辺は11月上旬~中旬頃になると、赤・オレンジ・黄色と色鮮やかに彩られます。中でも銀杏(いちょう)の木が集まる一角は、コウヨウはコウヨウでも、「黄葉」の方ですが、そこに一面に黄色い世界が広がっています。
上だけでなく下も黄色一色、まるで黄色いカーペットがあるような光景です。
奈良公園は隠れた紅葉スポット
奈良公園はとても広いので、紅葉の綺麗な場所がたくさんあります。もちろん「黄葉」だけでなく「紅葉」の綺麗な場所も沢山あります。
公園が広い分どの場所も、それほど混雑することはありません。ゆったりと紅葉を見る事が出来ます。自分だけの紅葉スポットを探してみて下さい。
奈良公園へのアクセス
【電車】
近鉄奈良駅から徒歩約5分
JR奈良駅から徒歩約20分
【車】
大阪から⇒阪神高速13号東大阪線と第二阪奈有料道路経由で約1時間
京都から⇒京奈和自動車道経由で約1時間
※車で行く場合は、駐車場が満車になってしまう可能性がありますので、気を付けて下さい。