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 いちじくは、古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれ、トルコでは「聖なる果実」として重宝されています。

 

 

 日本へはあのシルクロードを伝わったと思われ、中国経由で江戸時代に伝わったそうです。

 

 いつも私たちが食べているいちじくはじつは果実ではなく、いちじくの花の部分に当たるのだそうです。

 

 そのいちじくですが、干しいちじくにするとさらに美味しく栄養価もアップされるとのことです。

 
 

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干しいちじくの栄養

 

 干しいちじくの栄養というより、いちじくの栄養なのですが、ペクチン・カリウム・ミネラルを多く含んでいます。

 

 

 ★ペクチン

  いちじくには、水溶性の食物繊維である「ペクチン」が豊富に含まれていて、腸の働きを活性化してくれます。

 

 ★カリウム

  カリウムは、身体の中にある余分なナトリウムを出す働きをもっていて、余分な塩分を排出してくれますから、塩分を取り過ぎている人にはいい食べ物と言えます。

 

 ★ミネラル

  いちじくのもつミネラルは、カルシウムや鉄分をバランスよく含んでいて、骨や血液の素になるミネラルが含まれています。

 
 

 これらの栄養素が、干しいちじくにすることによって濃縮されるものがあり、干しいちじくを食べることにより、いろんな症状が緩和されるといわれています。

 
 

いちじくの効果効能

 

★アンチエイジング効能

 いちじくには、メラニン色素を抑えることができると期待されています。

 

 いちじくの中には「ザクロエラグ酸」や、アントシアニン、ポリフェノール類を多く含むため、身体の中の活性酸素を抑制消去し、美肌や老化防止につながるとされ、アンチエイジング効果が期待されるにです。

 
 

★女性特有の症状にも効く?

 いちじくには、女性ホルモンである「エストロゲン」によく似た成分「植物エストロゲン」が含まれているため、女性特有の症状に効果が期待できるということです。

 
 


 
 

ドライいちじくと生のいちじくはどう違う?

 

★ドライいちじく

 最近のドライフルーツでも、特に人気なのがドライいちじくです。

 

 ドライフルーツにすると、生で食べるよりも栄養素が凝縮されるのですが、いちじくの場合は食物繊維が生で摂取するよりも栄養価が5倍くらい高くなります。

 

 便秘で悩む人には、おやつがわりにいちじくのドライフルーツを食べると効果的です。

 
 

★生のいちじく

 生のいちじくは、ドライいちじくに比べ、カロリーや糖質が少なめです。

 

 また、干しいちじくで食べるより、生で食べることにより、酵素を直接効果的に取り入れることができます。

 

 ダイエット中や糖質制限をしている人は、干しいちじく2~3個食べるとすぐに糖質オーバーしてしまうので、生のものを食べることをおすすめします。

 

 それだけ干しいちじくには、糖分が凝縮されているということです。

 
 

いちじくの栄養を効果的に食べる方法

 

 生で食べる場合には、生のいちじくは日持ちがしにくいため、買ったらすぐに食べてしまいましょう。

 

 美味しいいちじくは、丸みがあって、軸になる部分の付け根の部分まで色づいているものを選びましょう。

 

 お尻の方に裂け目場出てくると完熟状態と言えます。

 

 
 

食べるタイミングに注意

 果物の持つ酵素を効果的に身体に取り入れるためには、いちじくは食事の前に食べたほうがいいでしょう。

 

 特におすすめは朝食のタイミングです。

 

 栄養がすぐに体内に吸収されエネルギーに代わります。

 

 フルーツの栄養をしっかり摂るためには、朝の胃に何も入っていない時がベストなタイミングだそうです。

 
 

食べ過ぎないこと

 いちじくは食物繊維が豊富で便秘に効果が高いのですが、食べすぎると下痢の症状に代りますので注意が必要です。

 

 また、灰汁も強いので、特に未熟ないちじくを食べると胃を荒らして腹痛を起こしてしまうので、未熟ないちじくはあまり食べないようにしましょう。

 
 
 
 
 
 

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